スローンが今、おすすめしたいニットをお届けする「旬のふく」。第1回は、このニットを語らずしてスローンを語るべからずと言ってもいいほど、ブランドの顔にもなった2つのタートルネックニットから。ストレスフリーな着心地の良さを保ちながら、一枚で様になるシルエットが魅力の、いつ何時も長く頼れる万能ニット。
(左)3G&5G ジーロンラム×カシミヤ “セットイン” ¥36,300 (SIZE 1,2,3,4,5)
(右)3G ジーロンラム×カシミヤ “ドロップショルダー” ¥36,300 (SIZE 1,2)
純血種の羊毛からしか採取できない、柔らかな風合いのスーパージーロンラムズウールにカシミヤをブレンドしたSLOANEのオリジナル糸を用い、ふんわりと贅沢に仕立てたニット。袖を通す度に自然と優しい気持ちになれる定番品。抜群の保温性を持ちながら、肌あたりがなめらかで、窮屈さを感じさせない着心地が人気の理由。好みとシーンに合わせて参考にしたい、4つのポイントとは?
Point 1
ニュアンスを演出する首元
ボリュームがありつつも、折り返すことで首元をすっきり綺麗に見せるだけでなく、立たせても首に沿いすぎず、ちょうど良いたわみを保ちながら絶妙にニュアンスを演出する魔法のタートルネック。首元をあたたかく包み込んでくれるので寒い日もマフラーいらず。
Point 2
2つの異なるシルエット
左側の“セットイン”タイプは、パーツ毎に編み地を変えることで、全体の表情を豊かに感じさせるニット。天竺編みの身頃に対し、袖をリブ編みにすることで腕をより細くすっきりと見せることができ、コートの入りも良い優等生。右側の“ドロップショルダー”タイプは、程良くゆとりのあるサイズ感でリラクシーな着心地。
ヘムで決まる着こなしの完成度
どんなボトムスとも相性良く着こなせるスローンのニット。左側の“セットイン”タイプは、適度なフィット感でウエスト周りがすっきりと整う、どんな時も頼れる1枚。右側の“ドロップショルダー”タイプは、タックインしやすい前後差のあるヘムと両脇のスリットでこなれた印象。
Point 4
スローンらしいアクセント
後ろ身頃に施した袋編みのライン。一見するとシンプルなニット、だからこそ伝えたい、ひそやかなアイデンティティー。