旬のふく

Vol.10 クラシックを今に纏う、大人のチルデンニット

Winter Gifts 読む旬のふく 1 分

2025年2月28日

ニットブランド〈SLOANE（スローン）〉は、デイリーに着られるベーシックを大切にしながら、その時代に合ったアップデートを重ねています。今季、改めて注目したのはチルデンニット。クラシックな佇まいでその存在感は色褪せることなく、コーディネートに程よいアクセントを添えてくれるアイテムです。

デザイナーが語る制作背景やデザインのこだわり、そしておすすめの着こなし方を通じて、〈SLOANE〉が提案する「旬のふく」、チルデンニットの魅力をご紹介します。

1. クラシックを紡ぎ続ける理由

「スローンとして、クラシックなアイテムは外せない。でも、ただなぞらえるのではなく、時代に合ったアップデートを重ねたいんです」とデザイナー。永く愛される本質を大切にしながら、今の気分に寄り添う一着を生み出すこと。それが〈SLOANE〉の姿勢です。

2. 引き算で取り入れ易く

今回ご紹介する〈5Gチルデンコットン×ポリエステル Vネックカーディガン〉は、袖口や裾のラインをあえて省いたミニマルなデザイン。

「大人が気負いなく着こなせるように、アクセントを少し抑えました。」シルエットはジャストサイズで着用することを想定したバランス。ほんの少しの“引き算”で、今の気分をまとった一着に。

3. 軽さと柄立ちを叶える糸の話

素材には綿にポリエステルをブレンドした糸を採用。糸に適度な膨らみがあるため、ケーブル編みの立体感が際立ちます。

バルキーでありながら軽やかな着心地と型崩れのしにくさは、ポリエステル混ならではの特長。カーディガンはアイボリー×チャコール、チャコール×アイボリーの2色を展開。Vネックベストには、トレンドカラーのエメラルド ×アイボリーを加えた3色展開でご用意しました。

4. How We Style

Vネックベストを一枚で。Vの開きが深すぎず、素肌にまとっても上品な印象に。ふんわりとしたスカートを合わせれば、甘さとスポーティさが絶妙に調和します。

カーディガンにはフォトTやロゴT、デニムなど、カジュアルなアイテムにパールを合わせるのがポイント。軽めのアウター感覚でさらりと羽織り、上質なアクセサリーをプラスすれば、日常着がワンランク上の“ハイカジュアル”に仕上がります。

「ベーシックを作り続け、時代に合わせてアップデートする」。その想いから生まれた一着を、ワードローブに新たな「旬のふく」として加えてみては。

※ チルデンニットとは？

Ｖネックのリブ部分に太めのラインが施されたセーター。そのルーツは1920年に活躍したアメリカのテニスプレイヤー、ウィリアム・チルデンが愛用していたことから「チルデンセーター」と呼ばれるようになる。

Model 178cm　着用SIZE：4

Model 178cm　着用SIZE：5

Model 160cm　着用SIZE：1